新卒で仕事を辞めるに至ってすぐにブログに書き留めておきたかったのですが、肉体的にも精神的にも良くない状態でしたので、3年後の今やっと過去を整理できる時期に来たので、ブログに書き記しておきます。
今新入社員のみなさんの中で、「明日行きたくない。」「辞めたい!」と悩んでいる方がいれば別に辞めることが悪いことではない、少し休んでみることがあってもいいと少しでも思っていただけたら嬉しいです。
Contents
辞めるまでの時系列をまとめました
新卒1年目の夏まで
・希望していた部署ではない部署へ配属
入社式から不安な日々が始まりました。(笑)まったく人事から聞かされていなかった部署で、理由を聞いても教えてくれなかったのでなんで?の日々でした。
・業務に使わない資格取得のプレッシャー
人事から何も聞かされていなく配属されて数カ月してから受験してねと言われた国家試験。教育担当からのプレッシャーがすごかったです。
・業務に関係ないことを言われることが多すぎる事件
教育担当の過去の恋愛や結婚生活の話を聞くのは全くいやではなかったのですが、当時の私の彼氏の職業や年収、ボーナスのことを比較してくることがありました。
・パソコン見ながら寝てる部長、勝手にどっか行ってしまう課長
・新入社員なんだからお菓子配りは私がやります!
私は新入社員だったので雑用も全然ウェルカムだったのですが、教育担当が「Aちゃん(私)ばかりにやらせないで」と職場で怒鳴り散らすことがあって、その後他の先輩方が私に謝りにきたのですが、私的には嫌な業務ではなかったので多くの先輩方に弁解するのがより大変でした。
・女性同士の派閥問題
チームがいくつかあって、どこのチームに入るかで出世が決まると結構言われて疲れたこともあります。
・教育担当の超がつくほどの過保護
代表的なことをあげましたが、仕事内容で悩むというより人間関係のことで悩むことが多くて、どんどん疲弊してしまいました。
元気だった私も新卒1年目の夏、秋にはこんな風に変わってしまいました。
・休日、家から出ることがなくなった。
・勉強しないといけないのに脳が疲れていて集中できない。
・明日仕事→行きたくない→寝たら明日が来ると思うと怖い→寝れない→寝ない→寝不足といった無限ループ
・通勤の時は満員電車で立って行くと体調を崩しやすくなっていたので寝不足な上に始発で必ず座れる電車でいく
・最寄りの駅のトイレで吐く
・会社のトイレに泣く
・ご飯を食べたい、お洒落したい、遊びに行きたいの欲がなくなる
結果仕事に行けなくなる
朝、いつも通り準備をしているとストッキングを履けない自分がいて、体が硬直して動けなくなりました。ただ涙だけがスーッと流れていてソファーの上にずっと座ってしまいました。
勇気を振り絞って始業時に教育担当に休みの電話を入れました。ただ、次の日の朝もいつものように準備しても体が硬直してしまい、仕事に行ける状態・仕事ができる状態でないことであることを電話で泣きながら伝えました。
とりあえず、有休消化して休むことになり、寝続ける日々になりました。この時期は「仕事休んでしまった。」「どうしよう。」と自分を責めてしまうことが多かった気がします。
父が寝てばかりの私を見て、一緒に病院に行ってくれました。
病院では「適応障害」と診断されました。いままでメンタル面で悩んだことがない私には初めて聞く病名でしたが、先生より「休業した方がいい」と言われ、最初は2カ月休業することになりました。最終的には6カ月休業することになるのですが・・・
辞める際も産業医との面談まで自分の足で会社にいくことが出来ない程酷い状態になっていました。
そして次の年の春に退職ということになりました。
また休業生活の内容はまた詳しくお話しできたらと思います。
その後の私と今
退職直後
メンタルブレイクした私は、ほとんど家から出れない状態になってしまいました。暗黒時代とも言えますが、「生きるのが辛い」「いなくなりたい」と思うことも多かったです。周りの友人と比べてしまって悲しんで自信がどんどんなくなっていってしまいました。
家族のサポートもあって、生活習慣や食生活を気にかけてゆっくりゆったりする生活をするようにしました。
すぐに転職活動をするべきだと思いましたが、メンタル的に安定していなかったので、自分を見つめる時間にしました。貯金を切り崩しながら自分がやりたいことをやってみたりしました。
まずはバイトから働くことに慣れる
体調も少しずつ回復してきたので、バイトから挑戦してみました。
いろんな働き方をしている人を見れることもあり、コワーキングスペースで働かせてもらうことになりました。受付業務、DTP制作、イベント企画、SNS運営など色々やっていく中で自分が仕事をする上で大切にしたいことがだんだん分かってきました。
私の場合は、「人間関係」「体調を考慮しながら出来る」「B to Cの仕事」の三原則が自分の中で確立していきました。
個人事業主で頑張ってみようかな
コワーキングスペースで働く中で、wed制作やAbobeソフト関連の勉強をする機会があり、何か売れるものがあったら、ブランドを作ってみたいなと心の中で少しだけ出てくるようになりました。
今まで生きてきた中で家で過ごすことが多い2年間でもあり、身近な家族にデザイナーがいる!ということ気付いて(気づくの遅い笑)、母が制作する素敵な作品を世の中の人に届けたいと思うようになり、これを仕事にしたいと母に伝えたところ「いいよ!一緒にやろう」と言ってくれたので、私が代表ということでちょっとずつ仕事をしていきました。
現状はどうかな
開業したばかりは右も左も分からない状態で、コツコツと出来ることをやっていった感じです。開業してから2年はバイトと両立しながらでしたが、今はフリーの仕事だけで生活できるようになりました。
途中体調のことで仕事が先に進まないこともありましたが、体質改善や運動、食生活を正していって、気分の落ち込みなく仕事ができています。本当に幸せのことです。
まとめ
色々長々書いてしまいましたが、今仕事で悩んでいる方がいらっしゃったら自分が出来る範囲の頑張りで仕事に携わってみてほしいなと心から思います。特に完全主義者の人やあんまり人に弱音を吐かない人は誰かにそっと相談してみるのもいいと思います。一度、落ち込んだり不安になったりして悩む日々も今となっては自分について考えられる時期だったので、良かったです。
こんな人生もあるんだなとちょっとした参考になれば、どなたかの活力になったら嬉しい限りです。
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