あなたは生理といったらどんな印象を持ちますか?
生理で体調をコントロールできず、ネガティブに感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
毎月来る生理嫌だな。お腹も痛くなって顔もむくんで最悪。
なんで女性だけ生理があるんだろう。もう、早く終わって欲しい!
今回は、「毎月、新しい自分に生まれ変わる~どんどん私を好きになる月経レッスン」から月経を見つめる重要性・月経と向き合っていくことで人生が好転するポイントをお伝えします。
毎月来る生理との向き合い方を変えるだけで生き方も変わってきそうですね!
この記事を書く私はこんな人です。
- うつ病乗り越え、食と運動、睡眠の大切さを知り、本を読み漁っている
- 身体とメンタルに関する本をブログに書き残している
Contents
「毎月、新しい自分に生まれ変わる」の本について
現代女性の半数以上は生理に悩んだ経験があることが分かっています。
15歳〜49歳の生理の経験がある6,000人を対象に
「生理・PMSへの本音」調査では約6割の人が生理痛やPMSを理解してもらえない経験があると回答しました。
世の中の女性が感じているネガティブな月経も
素敵なものとして捉えられるように『毎月、新しい自分に生まれ変わる~どんどん私を好きになる月経レッスン』ではやさしく教えてくれます。
著者のやまだてるえさんは助産師の枠を超えて女性が活躍するエンパワメントをサポートする活動もされています。
他にも著者の本には「15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方」が出版されていて、思春期の時に誰にも言えない性の問題や悩みについても書かれています。
「毎月、新しい自分に生まれ変わる」を読んだ感想
アラサーになってから生理について悩むことがあって、
薬に頼るのではなく自分自身ともっと向き合ってみたい、今だから読むべきと思い、本書を手に取ってみました!
まずイラストが温かくほっこりします。
一章ごとに著者から読者への投げかけがあるので、自分の行動を振り返りながら読み進めることができます。
読書が苦手な方も読みやすい内容になっています。
「月経トラブルがあるのは、自分のせい。自己管理能力ゼロ!」と責めてしまいそうな時も温かく包み込んだ言葉を届けてくれるので、いつも自分に厳しい人はすっと心が軽くなると思います。
自分を大切にするためにどうしたら良いのかを丁寧に教えてくれます。
月経日記のつけ方や
月経の状態を記録してどんな3ヵ月を過ごしたかを振り返るだけで体は喜んでくれる。
私も読み始めてから月経日記をつけることにしました。
薬だけに頼るのではなく自然な流れで体と向き合っていくことの大切さが分かります。
東洋医学の観点からも月経との向き合い方を教えてくれます。
ありのままの自分に近づきながら月経を前向き捉えられる一冊になっているので、こんなひとにはおすすめです!
- いつも自分を犠牲にして無理ばかりしている人
- ダイエットばかりして外側だけ良い姿を見せようとして本当の自分と向き合えていない人
- 生理を蔑ろにしてきた人
- 生理が来るたびにネガティブ・マイナス感情を持ってしまう人
ぜひ一度手に取ってみて体からの通信簿を素直に受け取ってみてください。
「毎月、新しい自分に生まれ変わる」の要約
月経を見つめると、心も体も変わってくることを教えてくれる一冊。
生理不順でなければ月に1回来る月経。
月経が起きている期間を年数にしてみると平均で7年。
女性は思ったより多い日数を生理と過ごすことになります。
7年間、体の声を聴いていく=見つめて受け取ることで本当の自分に出会えそうですね。
月経を見つめること
「月経を見つめる」とは一体どんなことだろう。
著者はありのままの自分に近づくために月経の見つめ方を教えてくれています。
本の中で紹介されているうち、月経を見つめる次の3つのポイントをまとめてみました。
- 月経の血の色を観察すると体の状態が分かる
- 基礎体温を測ることのメリット
- 基礎体温のグラフから分かる体の改善点
月経の血の色を観察
月経の2~3日目の血の色(薄い赤色・赤~暗赤色・茶色など)で体の健康を見ることができます。
薄い赤色→貧血傾向、血液が不十分
赤~暗赤色→正常。ただ、4日目以降も赤い場合は病気の可能性あり
茶色→女性ホルモンの減少
経血の質感(血のかたまりがあるか・ドロッとしている・さらさら)では東洋医学の観点から体の状態を見つめることができます。
今まで月経の血の色や質感をしっかり見ることはなかった・・・
それも体からの合図だと思うとこれからはチェックしてあげよう!
基礎体温を測ってみる
基礎体温計を使うことで体内で何が起こっているかわかる!
基礎体温を測る良いことを4つまとめてみました。
月経周期を確認すること=女性ホルモンと気分を知る
基本的に月経期、卵胞期、排卵期、黄体期に分かれているので、
それに応じて過ごし方を変えてみるとストレスがかかりすぎず体に優しくなれます。
ただ基礎体温計も「毎日測らないとだめだ!」「同じ時間に測らないと意味ない!」と
自分を責めたり、完璧を求めるのは良くないです。
「今日測るの忘れてしまった~。まぁ、明日からゆるく始めよう!」と失敗も受け止めることが大切ですので、注意しましょう。
産婦人科に行かなくても自分の体を自分自身がよく知ること、自分のバランスや流れを把握する努力をしていなかったと反省。でも、これからはちゃんと関心持って自分の体と向き合ってあげるよう♡
高温期と低温期が分かれない時
基礎体温を測ってグラフにすると高温期と低温期に分かれます。
低温期と高温期の二相になっていることが確認するための基礎体温記録。
二相になっていない人はホルモンバランスの乱れが生じていて、
体に負荷がかかっている証拠です。
そんな時こそ自分の生活を改善するチャンスです!
すぐに結果が出ないですが、継続して行動を変えていくだけで基礎体温も改善していくようです。
私は朝は10分程度の散歩、寝る前のストレッチをするようにしたり、小麦を控えるようにしています。まだ始めて2週間なのでわからないですが、体重が減ってきて体が軽くなりました。
月経は体からの通信簿
月経は3か月前の状態が結果として表れます。
食生活が荒れていたり、無理なダイエット、仕事が忙しすぎて不規則を放置すると
生理不順を引き起こします。
3か月前の状態が表れるということは短期間だけの治療は根本的な解決ではないということです。
毎日毎日、自分を大切にする時間を持つことが積み重ねとなって3か月後の自分を作り出してくれるようです。
まとめ
この記事では、『毎月、新しい自分に生まれ変わる~どんどん私を好きになる月経レッスン』から月経を見つめ直し方と改善につながる行動を簡単に紹介しました。
次のように、月経を見つめ直すことで毎月来る月経を価値のあるものとして扱うことができます。
著者は月経を見つめることは、ありのままの自分を知ることだと伝えています。
体も心もリセットされて毎月自分の行いを振り返るきっかけになります。
まずは、基礎体温計を買って月経日記をつけることから始めてみるのはいかがでしょうか。
今回は以上です!
実践しながら心地よい月経週間を過ごしてください。
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